この作品は、よくある寂れた町からの再生物語というだけでなく、この町に生きる人々が歌とともに再生していく様、そしてそこに至るまでのさまざまな葛藤がよく描かれている。 最後はお決まりのコンクール出場というイベントがあるのだが、そこを目指すにあたって、どうも盛り上げに欠けるなぁと思っていたら、こういうラストだったとは・・本当に再生の物語だったんだとしみじみ思う。
歓びを歌にのせて