正直1は膨張し過ぎた期待を超えることが出来ず、2はあまりにも冗長過ぎた・・そして第3作、マトリックス レボリュージョンズ
確かに面白かったし、相変わらずの冗長性も許容範囲内。
しかし終わってみると結局、ネオは孤独に戦いを挑み、その他大勢は圧倒的な戦闘へと駆り出されていくっていう構図で終わり、これってもうスターウォーズが毎度毎度やってることなんだよな。
1は「サイバーパンクの革命」と称される程の映像力があったが、今作はいたって普通のSF超大作になってしまっていた。
自分のようなSF好きにとっては満足の行く展開と言えるが、マトリックスを世界観で楽しむ生粋のファンらにとってみれば今作はどうなんだろ?
この手の謎を謎のままで完結する系の映画は、観終わった後に自分で想像できる楽しみがあるのがうれしいね。
例えば「結局マトリックスってなんだったの?」
自分なりに想像すればこれはスカイネットの行き着く姿だと想像したわけ。
人類によって想像された究極の防衛システム”スカイネット”が、意思をもったことから人類を脅威とみなし、全人類の抹殺を意図。
しかし全人類の抹殺は自分の存在意義の消滅 = 破滅だと理解したスカイネットは全人類の完全なる支配へとその目的を変え、そしてマトリックスが構築された・・単純すぎるか。
これでここ数年の超大作3部作シリーズの内の1つが終わったわけで、次はロードオブザリング。
肝心のスターウォーズが2005年ではなぁ